白先手なら 1.Qc8 が最善手( タイプ1 → タイプ2 )でこれは 「 局面 14 」 で扱います。
黒先手では黒 K が動けないため R を動かすことになります。局面 3 が 局面 2 になったように、局面 4 も 局面 3 になるので比較的対処しやすいと思います。
1...Rc7 が最善手で
2.Qg7+ Kd8 3.Qf8+ Kd7 4.Kd5 で 局面 3 になります。
黒先手
1...Rd8 2.Qg7+ Ke8 3.Ke6 で2手以内にメイト
1...Rd1
局面 3 をご覧になった方はどう対処すべきか分かりますね。
2.Qg5+ で黒 K が d8 にいくことを防ぎます。
2.Qg5+ Kf8
3.Q i 5+ などとできないため、ここからは局面 3 と対応が異なります。
3.Qh4 で e1 を支配するのは 3...Ra1( 白 K の斜め位置 )で最善手より6手長引きます。
気づきにくいですが 3.Qf4+ が最善手となります。
黒 K が g ファイルにいけば 4.Qg4+ 、3...Ke8 4.Qa4+ でどちらもダブルアタックがかかるため、3...Ke7 となります。
ここからは分かりやすいと思います。
2.Qg5+ の時と異なり 4.Qh4+ は クイーンが e1 を支配しているため、次に Kd6 を可能とします。
4.Qh4+ Kf8 5.Ke6 下図
Qh8# の狙いがあり、黒 K が動けば次にダブルアタックがかかります。
この後は簡単ですので R が動いた場合を考えてみてください。
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