いずれも白先手です。
問題１
黒 K と R が同列上にあるとダブルアタックよりもツークツヴァンクにする手が有効な場合が多いです（ ただし黒 K が 端列にあり 白 K が上図のような位置にある時 ）。
問題２
パターンとして覚えたい局面です。1.Qb4 1.Qe3 1.Qa5+ で９手メイトになりますが 1.Qb4 で考えてください。
問題３
今までとは異なるパターンで分かりにくいため、少し考えたら解答をご覧ください。
忘れそうですが覚えたいパターンです。
解答例
問題１
1.Qb5
1...Re3+ 2.Kd6（ Qb8# だけでなく Qd7# の狙いもあります ）
2...Kc8 3.Qc5+ でダブルアタック
問題２
1.Qb4（ Qb8# の狙いと Re1+ を防いでいる ）
1...Kc7 2.Qc3+
２手目で黒 K が b ファイルに動けば 3.Qb3+ でダブルアタック
2...Kd8 3.Qb3（ Qb8# の狙いと R 攻撃のパターン ）
3...Re1+ 4.Kd6
4...Kc8 5.Qc3+ でダブルアタック
4...Ke8 5.Qg8#
問題３
1.Qe6 ご自分でこの手を思いついた方は素晴らしいです！
Rc6+ を防ぎつつ R が動けば Qc8# や Qf7# などのねらいがあります。
1.Qe6 で黒 K は動けない状態になってます。
R が動いた場合をすべて考えてみましょう。
ちなみに問題３ の局面は 下図から 1.Qh5+ Kg8 2.Qg4+ Kf8 となった局面です。
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